花粉症の人が増えている理由

花粉症の人が増えている理由

花粉症の人が増えている原因として、花粉予報を見ていると分かる様に日本のスギ植林事情に関係しているものと思われます。
スギ花粉が原因での花粉症患者が増え初めたのは昭和45歳頃からだと言われていて、昭和50歳を過ぎたあたりから急激に増えてきたと言われています。
昭和30歳代、戦後の復興の為、スギが山々に次々と植えられていき林を人工的に作っていったのです。
そしてそのスギが成長して昭和50歳代に一気に花粉が飛散する様な樹齢になり花粉症患者が激増していったのだと言われています。
スギは植えてから30〜40歳程で成木になるので花粉が現在飛び交っていると言う事なのです。
また更に日本の経済事情、スギの人気度合いの落ち込みと言った面から手入れが行き届かなくなり、スギは自然のまま毎歳花粉を撒き散らしているのです。
つまり、花粉は人が創り上げた病気と言っても良いかも知れない位なのです。
国もこうした状況は理解していても予算や人手が足りない事からスギやヒノキの手入れ迄は行き届かない見とおしらしく、そうなると毎歳の花粉予報も歳々凄い事になっていきそうな感じがしますよね。
でも、よく考えてみたらスギやヒノキって昔から有るものですのでそれだけが原因とは考えられないですよね。
多分私達の現代における生活環境なんかも原因として挙げられるんじゃないかと思うのです。
花粉症は田舎では存在しないと迄言われていますので都会病なのかも知れませんね。