季節毎の花粉症について【夏】

季節毎の花粉症について【夏】

「イネ科の花粉」が夏の花粉症として大活躍しています。
春のスギ花粉がやっと終わった5月頃から飛び初めます。
そのまま7月迄飛びつづけ、東北地方に至っては8月に入っても飛散しているそうです。
またイネ科の植物によっては夏だけじゃなく秋口にかけても飛散しつづける植物も有る様です。
また夏の花粉症の発症は関東より南の地域より北海道、東北地域にいる人の方が発症しやすいと言われています。
それはこの時期が梅雨にあたるからです。
湿度が有って雨が降る事で花粉は飛散せずに下に全部落ちてしまい身体に入るチャンスを失います。
それとは逆に北海道や東北の北の方の地域では梅雨が無いので逆に花粉が飛散しやすくなるのです。
こうした事を受けてか関東圏内で夏の時期に花粉予報をする事はほとんど無いのです。
北海道、東北なら花粉予報をしていると思いますので、地元の方はチェックしておいて毎日の生活に役立てる様にして頂戴。

 

またイネ科の花粉はスギやヒノキの花粉と違って飛散する距離が数キロ程度と短いです。
ですから稲があまり無い所に住んでいる方は東北の方でも花粉症は発症しにくいと思います。
もしイネ科の植物が無くて夏の時期に花粉症の症状の様な症状が出たらそれは花粉症ではなくてハウスダスト等の他の原因かも知れません。
その歳によって花粉の量は時期は変わってきますので、花粉予報をチェックして対策する様にしてちょーだいね。
夏でも花粉症はありますのできちんと病院で診て貰う様にしましょう。